2018年07月19日

将来のインフレリスクを下げるために、余裕資金の一部は投資資金に回す方が良い。

年の最初はマネープランを立てるに最もふさわしいタイミングです。マネープランは、収入から支出を差し引いて、プラスのキャッシュフローにするのは基本です。そのプラスのキャッシュフローの目処が立てば、次に考えるのは貯蓄にどれだけ回すかです。ただ、全額を貯蓄に回す事で良いのでしょうか? 投資は貯蓄と比較してかなり大きなリスクが付きまとうように思われがちですが、実は、貯蓄もノーリスクではありません。1年以内の短期の場合は、確かに貯蓄は限りなくノーリスクに近いですが、数年から数十年の単位で考えると、看過すべきではないリスクが発生します。最も起こり得るリスクはインフレーションです。日銀の黒田総裁が2%のインフレ目標を掲げていますが、実現すると、個人の手元にある預貯金は額面に変化がなくても実質的に2%減少するのと同じ効果があります。現在、貯蓄性の銀行商品で比較的金利の高いものでも年0.2%くらいのものが多いので、10年以内に2%の物価上昇が起こると利子分は全く意味をなしません(源泉徴収されている税金約20%を含めると12年になります)。もし高度経済成長期のような過度なインフレが生じれば、冗談で済まされないような悪いシナリオが待っています。一方で、株式の投資の場合は、インフレが起きた場合もある程度それに連動して株価が上がって行きますので、実質的な目減りをある程度避けることもできます。従って、数年以内に使途が決まっているお金を除いた余裕資金については、ある程度投資に回す方が賢明です。
posted by 社長 at 20:42| Comment(0) | 日記
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